障害福祉サービス受給者証
利用にあたっては、お住まいの市区町村より発行される「障害福祉サービス受給者証」が必要となります。手続きには障害者手帳もしくは、自立支援医療証又は、医師の診断書が必要です。
利用期間
利用期間が決まっており、1年毎の更新で2年間です。
(必要に応じてさらに1年延長することが出来る場合があります。)
賃金等の支給
工賃、交通費等の支給はありません。
ココリエの利用対象者
企業等への就職を希望する18歳以上65歳未満の精神障害や発達障害のある方がご利用いただけます。
対象障害は下記に一部記載いたします。
精神障害
統合失調症、うつ病、躁うつ病(双極性障害)、不安障害、適応障害、てんかんなど
発達障害
注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、アスペルガー症候群、自閉症、広汎性発達障害など
利用料
障害福祉サービスのご利用者が負担する料金は、サービス提供費用の1割です。世帯の所得に応じて次の4区分の負担上限額が設定されます。ひと月に利用したサービス量にかかわらず、それ以上の負担は生じません。
区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
生活保護 | 生活保護受給世帯 | 負担なし |
低所得 | 市町村民税非課税世帯(注1) | 負担なし |
一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円(注2)未満) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム・ケアホーム利用者を除く(注3)。 |
9,300円 |
一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
※ご利用料金に関しての詳細は、お住まいの障害福祉サービスの受給者証(訓練等給付)を発行する窓口や担当部署にお問い合わせください。
厚生労働省の障害福祉サービス等の「障害者の利用者負担」について、詳しくはこちらをご覧ください。
(注1)3人世帯で障害基礎年金1級受給の場合、収入が概ね300万円以下の世帯が対象となります。
(注2)収入が概ね600万円以下の世帯が対象になります。
(注3)入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム、ケアホーム利用者は、市町村民税課税世帯の場合、「一般2」となります。
利用までの手続き
- お問い合わせ
- まずはお気軽にお問い合わせください。
- 見学
- 日程調整の上、お越し下さい。
- 体験利用
- トレーニングを体験し、利用をご検討ください。時間・日程等は相談に応じます。
- 市区町村へ申請
- 利用をご希望される方は、市区町村の福祉の窓口へ利用申請をお願いします。
- 計画相談による、サービス等利用計画作成
- 計画相談事業所により、サービス等利用計画が作成されます。
- 受給者証の発行
- 市区町村による審査のうえ、障害福祉サービス受給者証が発行されます。
- ココリエ利用契約
- ココリエの利用規約をご説明させていただきます。
- 利用開始
- ココリエ利用開始となります。
訓練から就職後の定着
訓練ビジネスマナー、グループワーク、ソーシャルスキルトレーニングなどのプログラムを通じて、自分の障害や病気の特性を理解しつつ、働くために必要な知識を身に付けます。
履歴書や職務経歴書などの準備を行い、面接に向けた練習も行います。
ハローワーク等へ同行し、求人票の検索や応募に向けた支援を行います。
適職など、働くことへの不安のある方については、企業の協力をいただき、体験実習を行い、実際の職場環境に慣れ、学び、適応する練習を行います。
就職はゴールではなく、スタートです。
就職後も職場環境の調整など、職場定着に向けた相談に対応いたします。